She lost a home 彼女の家がなくなった


僕はこの近所、バスチーユ界隈にとても可愛い女の子を一人知っている。ほっぺたがぷっくりしていて、髪がくりくりしている。
僕は彼女の寝顔を知っている。お姉ちゃんと一緒に眠っている。僕が会社から遅く帰る頃にゆっくりと眠りにつく。

ある日、マクドナルドの紙袋をさげていた。マヨネーズやケチャップを探して歩いているんだ。
3才くらいの女の子が一人でたべものを探して彷徨っている。
この世はどうなってんだと目眩がしそうだった。
それから数日後、パリ市は古くなった公衆電話を撤去しだした。木を根っこから引き抜くように圧倒的に。
彼女たちは眠るところを失った。美しい中世の都を維持するために残酷に。

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