20年 – 光陰矢の如し


コロナだけど春ですねー。

この春から、うちの姪のお姉ちゃんたちが、長女さんは晴れて看護婦となり、三女ちゃんは高校へ進学となりました。
それに続く四女のそらは、9月から中学生です。 光陰矢の如し!

20年前のミレニアム1999年3月に僕は東京でお世話になったアニメーションの会社を退社することになりました。
本当は、前年の暮れには辞めているはずでしたが、ちょうどプレイステーションのゲームの長い仕事をしていたのでズルズルと会社におりました。
ズルズルしている間に結構面白そうな案件が入ってきたのが、このTBSのミレニアムキャンペーンでした。
「プレミアムっぽくていいな~」「会社やめてもフリーで演出させて欲しいな~」とか思っていましたが、辞める身分としては言い出せず、またお声もかかりませんでした。

会社を後にする最後の夜に、会社の各フロアーを廻っていますと、上司のNさんがデザイン室の机で小さくなって書き物をされていました。
「おー、ハタイ君!」とか言ったかどうか忘れましたが、なんと、このミレニアムキャンペーンの絵コンテを描いているではないですか!
僕を拾ってくれたのは彼だし、この10年のあらゆる局面で面倒をみてくれた割には、会社を辞めることについて何も話しませんでした。 まー、話したくなかったんでしょうね。
その夜も、「じゃあね~、これあげるからね~」と言って、書きあがったばかりのコンテをコピーしてから、コピーではなくオリジナルの一枚を手渡してくれました。
おー、ミレニアムボーナス!
入社したときから、こっそりとゴミ箱に捨てられた彼のコンテを集めていて、その鉛筆さばきを見て勉強してきたものでした。
もしかして知ってた?

何の計画もなく辞めたミレニアム退社でしたが、その秋にはパリに来てしまっていて、この完成品をテレビで見る機会はありませんでした。
「光と影を積極的に取り入れる」とあるように彼らしい美しい映像になったのだろうと想像します。

光陰矢の如し。20年、感謝しかありません!

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